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向島造機株式会社

【 製造業 】

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  • 大学生アルバイトの受け入れ:なし

尾道に根差して80年
「船舶修繕」「プラント製作」2つの業種で安定経営の会社

80年間培った技術と経験で
全国の顧客から信頼を獲得

 尾道市街の対岸・向島にある『向島造機』。内航船舶の修繕業を行う造船部と、電気炉を持つ製鉄所に棒鋼製造の装置を納入する産業機械部という2種類の異なる事業から構成され、2019年4月に創立80周年を迎えた。

 造船部では各種検査工事をはじめ、海難や改造などさまざまな工事を行っている。また内燃機整備においては国土交通省認定工場として、お客さまの多岐にわたる要望に応えている。

 現在では修繕船に特化しているが、1997年までは新造船の建造も手掛けており、その時代に培った伝統ある確かな技術と豊富な経験を活かし船のドクターとしてお客さまから絶大な信頼を誇る。産業機械部は、電気炉のある製鉄所向けのあらゆる製品の設計から溶接、機械加工、組立、現地据付までの全工程を請け負う一貫生産。顧客は北海道から沖縄まで全国にわたり、主要製品の『冷却床』や『垂直落下式トラフ』は国内シェアの約60%を占めている。

 同社の設備で製造された棒鋼はコンクリートの補強用として開発され、さまざまな土木、建築現場に使用される。

 両部とも、「親切、丁寧、迅速」という行動指針を掲げ、お客さまの目線に立った提案型の営業を常としている。大きな企業にはないフットワークの軽さで邁進中だ。

 80年という長い年月、この地で操業できたのは地元の方々のおかげであるということを常に忘れず、感謝の気持ちを持って地元への貢献も実行している。

風通しよく休暇も重視
社員の家族にも感謝するる

 風光明媚な尾道市街の対岸・向島町にある『向島造機』は、のどかな雰囲気を感じさせる会社。社員50人未満の小企業だが、年長の社員から若手社員まで「皆が意見を言いやすい」会社づくりを目指している。

 時には厳しく、時には温かく意見を出して意思疎通を図ること、また気軽に話し合える空間をつくることで互いの物事に対する理解を共有し、説明不足による誤認を防ぎ、仕事を円滑に進めることができる。

 また会社敷地内では、社員のほかにも70人ほどの協力会社のスタッフと一緒に仕事に従事している。協力会社のメンバーの多数は長年ともに働いており、ここぞという時の阿吽の呼吸は見事なものだ。
 さらに有給休暇を除いた年間の休日は110日と設定している同社。近隣の小企業の中では上位に位置し、プライベートの充実も目指している。

 創立80周年を迎えた2019年4月、社員をいつも支えてくれている家族への感謝の気持ちを込め『家族会』と称し、祝賀会を開催。同時に労働環境改善の一環として新築した事務所をお披露目し、お父さんが、お母さんが、息子さんがどのような場所でがんばっているのかを知ってもらうことができた。

 このように会社だけではなく、社員、そしてその家族を含めて大きな輪を描くことで、より良い環境の中でそれぞれの力を存分に発揮できるよう考えている。

働く上で大切な三要素を
細やかなフォローで養成

 ものづくりの基本は、「人と技術」。「人」はなくてはならない大切な存在だ。また、「技術」の伝承・習得には長い時間がかかるが、「やる気」と「向上心」を持っている人なら数々の困難を乗り越えられる。

 そのため、新人社員に求めることは「やる気」と「向上心」、そして「素直さ」だ。

 1つ目の「やる気」は、社会人生活は未知のことが多く、その未知にチャレンジしていくためには欠かせないもの。

 次に「向上心」。向上心を持つ人は目標を自分で設定し、達成に向けて努力できる人が多く、探究心があるので入社した後も目標を持って成長していくことができる。

 最後に「素直さ」。素直な人は知識に対する吸収力が高く、一生懸命な姿が「より学んでほしい」「自分の知っている技術をより教えたい」と教える側のモチベーションをも向上させる。

 もちろん、これらは会社のフォローがあって形成される要素を多分に含んでいる。

 同社は昨年度から本人と上司の合議の上、年単位での育成プランを設けて明確な目標を策定している。これにより各人が現在おかれている立場や注力する部分を理解し、行動することができる。その際には上司の的確な指導も必要になるが、少人数なので目配せ、気配りは充分配慮されている。

 『向島造機』は、これからの新たな時代をともに切り開く人材を求めている。


プロフェッショナルとして成長中!
各部門で活躍する若手社員の思い

STAFF INTERVIEW
 

長島 優輝さん

造船部 入社4年目

船・会社設備の電気のことならおまかせ!
電気担当として毎日奮闘しています

 私は造船部の電気担当4年目で、主に船舶の電気機器の修理、新設をはじめ、社内設備の保全に至るまでを先輩社員とともに行っています。
 電気の作業は複雑で幅広く、知識量と経験値がものを言う作業のため、日々が勉強であると感じています。特に難しいのが回路図の見方で、今でも苦戦することがあり、先輩の指導を受けています。
 教えていただいている先輩は15年以上の経験があり、知識量が豊富で作業が早く、会社で最も尊敬している方。その先輩から褒められた時は嬉しくて「また頑張ろう!」と思えます。電気のトラブルが発生し、初めて自分自身のスキルで修理できた時は、最高の嬉しさと達成感を感じました。
 これからは、もっと勉強をして、少しでも早く、一つでも多く先輩の力を借りずに出来る作業を増やしたいです。
 最後に、3年間仕事をして一番大事だと思ったことは、「チャレンジをする」ことです。まだまだたくさん知らないことがありますが、尻込みをするのではなくいつもチャレンジをして前進していきます。


STAFF INTERVIEW
 

西澤 礼雄さん

産業機械部 入社2年目

一人前の機械オペレーターになるため日々努力
仕事と趣味の両立で生活を充実させています

 私は去年の4月に入社し、工作機械(横中繰フライス盤機)のオペレーターとして先輩社員の指導の下、機械加工業務に一生懸命取り組んでいます。
 その中で1番難しいのは精度出しを必要とする最終仕上げ加工です。それが上手くいった時は大変嬉しく、その喜びがやりがいとなっていきます。今は先輩に付いてさまざまな指導を受けていますが、今後の目標は、一日でも早く自分自身で判断して作業できる一人前のオペレーターになること。また現在は横中繰フライスしか操作できませんが、5面加工機なども操作できるようになりたいです。そのために毎日いろんなことに悩み、考え、努力しています。
 職場は仕事をしているときはさすがに緊張感がありますが、休憩時間になると年齢を意識することなく、先輩ともプライベートのことなども気兼ねなく話ができてフランクな感じです。
 休日には大好きな愛車をカスタマイズしたりドライブしたりと、しっかりリフレッシュ。仕事と趣味を両立すると生活も充実していくと感じています。


STAFF INTERVIEW
 

小田桐 舞子さん

産業機械部 入社1年目

正確な仕事を行い、持ち前の明るさでお客さまを応対
苦手なことも積極的に挑戦して成長につなげたい

 私は去年の9月に入社して約1年間、産業機械部の事務として働いています。
 仕事内容は主に受発注業務や売上処理、書類作成、入力作業、電話・来客対応などです。最近は徐々に仕事にも慣れ、総務部や造船部の仕事の手伝いも行っています。
 私が担当している仕事は数値の入力や計算、集計が主であり、1円の誤差も許されません。
 そのため、入力後には入力内容やエクセルの数式に間違いがないかの確認作業や手計算でのチェックを徹底しています。
 また会社にはお客さまや業者さまが多く来られるので、前職で接客業の仕事をしていた経験を生かし、笑顔で明るく、お客さまにとって気持ちの良い応対を心掛けています。
 私はパソコンが苦手ですが、できなかったことができるようになるととても自信になります。「苦手なことだから」と諦めるのではなく、苦手なことだからこそ挑戦すれば、できた時の喜びは間違いなく大きな自信になります。
 これからも新しいことにチャレンジして、少しずつ成長していきたいです。


インターン&会社見学 募集要項

職種 製鉄所向け製品の設計/組立、船舶修繕に関するエンジニア職
業務内容 業務に携わっている先輩社員に付き「補助」「助手」として実際の業務を体験していただきます。
給与 なし
応募資格 不問
勤務条件 2~3日(職種により異なる)
勤務地 広島県尾道市外新開9954-3
備考 服装:スーツ(作業着等一式は弊社で準備しています)

企業概要

所在地 〒722-0073 広島県尾道市外新開9954-3
TEL(代表)/0848-44-0600 FAX/0848-44-0604
設立 1939年4月18日
社長 中西 一貴
基本給 200,000円
休日休暇 年間休日110日(祝/日/年末年始/盆休暇)、年次有給休暇、慶弔休暇など
福利厚生 各種社会保険/退職金制度/永年勤続表彰/財形貯蓄/作業服支給(年1回)/スポーツクラブ(ゴルフ、ソフトボール)/独身社宅(制度あり)など

採用に関するお問合せ先

連絡先 総務部:吉本
TEL 0848-44-0600
WEB http://www.m-zoki.ecnet.jp/
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