大学生・院生・専門の学生に向けたインターンシップ情報
1950年にバルブ納入商社として創業した『山陽工業』。55年に法人化し、鋼管の販売をスタートさせた。65年には福山支店を開設し、以降も東京や名古屋、大阪、岡山、呉、三次営業所を開設。その後は現在の本社や3カ所の工場を新設したほか、2003年にはISO9001とISO2000の認定を取得。さらにISO2008、ISO2015も続けて認定取得し、徹底した品質管理に努めている。
現在ではホテル経営も手掛けており、駅前で最高の利便性がある『尾道第一ホテル』、尾道水道を眼下に望む『尾道ロイヤルホテル』、尾道で最大級であり、最大800名の宴会を催すことができる国際観光ホテル『尾道国際ホテル』の3つを尾道市内で運営している。
そんな『山陽工業』の方針は、新しい事業を興すのではなく、現在の管材営業部、空調衛生工事部、ホテル事業部の3本の幹をさらに大きくする取り組みを行い、幹から枝を伸ばし太くしていくこと。創立70周年となる2020年に向けた会社のビジョンと行動計画書を策定し、社員一人ひとり、また部門ごとに行動を積み重ね、社内一丸となって目標を達成するために努力している。そして次年度には目標についての反省を行い、次の目標を設定。これを繰り返すことで、年度ごとの行動指針を明確にする。
また毎年8月には社員全員が出席する「社員大会」を開催。会社の目標を発表して社員のベクトル合わせを行い、未来に向かって一歩ずつ着実に進んでいる。
全国を舞台に活躍している空調衛生工事部の特長は、「フューチャー配管工法」という独自の配管工法。「未来の進んだ技術をお客さまに提供する」という意味を込めて名付けられた「フューチャー配管工法」では、あらかじめ工場で品質の良い配管をある程度ユニット化して組み立てる。建設現場では技術者が不足し、資材などが入手困難な時もあるが、この工法を利用することで現場での作業は搬入した各ユニットの接合だけとなる。工場で品質管理をすることによって余分なコストを減らし、適正品質な製品を作ることができるのだ。
部品ごとに製作して現場へ運ぶ。製品を現場へ運搬できるユニットの最大の大きさは、「トラックで運べるもの」という制限がある。そのため部品ごとに運搬可能な独自技術とシステムを誇る「フューチャー配管工法」は、他に類を見ない『山陽工業』の強みとなるのだ。「耐圧試験」「繰り返したわみ試験」などの機械性能試験、「応力腐食試験」などの耐食性能試験もクリアしている。
設計から資材調達、加工、施工までを一貫して行うことにより、全国の顧客から大きな信頼を得ている空調衛生工事部。現在までに大規模IC工場を始め、大学、病院、2つのドーム球場など、日本全国での空調工事を請け負っている。
求める人材は、明朗活発で礼儀正しくバイタリティーにあふれる人。次に積極性・柔軟性・協調性を兼ね備えた人。そして目標達成に向かってエネルギッシュに挑戦できる人。最後に、3Mスピリット(メジャー、メリット、マネー)を持って前向きに仕事に取り組める人。配属は面接時に希望を聞き、本人の希望を優先する。
パイプとそれに伴う継手類など管工機材全般の販売を主体とし、「パイプのデパート」としての信頼を集める管材営業部は、工場などの陸上に関する部門と、船舶に関する部門から成り立つ。家屋の建築で使用されるパイプから大規模工場などに必要なパイプ、更に10万トン以上の船舶用パイプも扱うため、多くの知識を得てプロとして活躍できる。
また空調衛生工事部ではCADでの設計から資材の調達、現場監理など、一連の技術を身につけることが可能だ。
ホテル事業部はレストラン部門、宴会部門、フロント部門、事務部門などに分かれている。まず配属された先でレベルアップし、他の部門も経験することでホテル業務全般を司るプロを目指せる。
そして同社では地元・尾道のイベントを会社全体で応援し、積極的に参加している。例えば春に開催される『尾道みなと祭り』では『花嫁道中』を主催。また秋の『全国仮装大会in尾道』は同社の会長が中心となり発足したイベントで、行政などと連携して観光都市・尾道を盛り上げている。
日本全国で活躍すると同時に地元を愛し、地元に愛される『山陽工業』は、「地元に貢献をしたい」という想いを持っている人との出会いを心待ちにしている。
日程 | 随時(協議します) |
---|---|
日数 | 3日~5日 |
場所 | 本社(高須町)及び 尾道国際ホテル |
学部・人数 | 学部の制限はありません。人数は1回3人まで。 |
内容 | ①管材営業部は車に同乗してルートセールスを体験します。 ②空調衛生工事部は簡単なCADを体験します。 ③ホテルはホテル全般の業務を体験します。 |
備考 | どの部門も実習を行う前に、就職に対する心構え、自己適性などについてのミーティングを行います。 |
所在地 | 〒729-0141 広島県尾道市高須町904 TEL(代表)/0848-46-1212 FAX/0848-47-1217 |
---|---|
設立 | 1955年2月7日 |
社長 | 髙橋 宏明 |
資本金 | 8,800万円 |
社員数 | 250人 |
基本給 | 大学卒210,000円、短大卒200,000円(総合職 管材営業部給与一例) |
休日休暇 | 年間休日105日(ホテルは別途) |
福利厚生 | 各種社会保険、退職金制度、財形貯蓄等 |
連絡先 | 山陽工業株式会社 担当者:小林 利幸 |
---|---|
TEL | 0848-46-1212 |
WEB | http://www.sanyo-gr.co.jp/ |