大学生・院生・専門の学生に向けたインターンシップ情報
『クラハシ』は魚市場を軸としながらも、「より簡便性の高い加工食品を届ける」という存在意義を大切にしている企業です。
鮮度にこだわった魚を扱うのはもちろんですが、今や魚も、加工しなければ売ることはできません。「刺身」のような生鮮品だけでなく、忙しい食卓を支える上でも、今後はほとんどが「すぐに食べられる惣菜品」に転化すると考えます。
『クラハシ』は、こうした市場動向に応じ、総合的な提案営業を中心に、生鮮品のみならず市販・業務用冷凍食品の卸売商社業務を担っています。
2016年7月には、国の6次産業化事業計画に認定され、沖縄県伊平屋島に『MarineLink株式会社』を設立しました。
沖縄マグロのブランド化促進や、SDGs・エシカルなどの環境配慮の意味も込め、福山大学・有瀧真人教授と産学連携を図り、シロギスの陸上養殖をあえて水温の高い沖縄で実施。
それにより、資源環境保護や漁業者の所得と雇用拡大、さらに地域の活性化を目指しています。
また2018年9月には、三原市糸崎に鮮魚の備蓄配送事業のプラットフォームとして『マリンネクスト株式会社』を設立。
時化に左右されず魚を健康に備蓄管理することで、乱獲抑制や生産者所得の安定化に寄与することを目的に運営を進めています。
今後は、瀬戸内海を軸に「スマート水産」にも着手していきます。資源保護意識を高め、需要と供給のバランス設定により円滑な水産流通を構築できるよう、またお客さまにより良い商品の提供ができるよう努めています。
『クラハシ』は広島県の備後地区を中心に、地域の人々に新鮮でバラエティー豊かな水産商品や冷凍食品を届ける事業を展開しています。
「人間には無限の可能性がある」。この信念の下、当社は地域の食文化と業界の発展に貢献するため、40年 前から市場で【セリ】を撤廃しました。
さらに時代とマーケットの動きを読み、消費者にとって有益な情報を発信する「提案型商社」と、積極的に新商品を開発する「開発型商社」の機能を強化してきましたました。その結果、現在売上の3分の2が場外(市場以外)での取引となりました。
「提案型営業」として、仕入先・販売先と連携し、価格競争力と安心感があるブランドづくりにも着手するなど、地域家庭の食卓の演出と、水産業界・小売業界の隆盛の一端を担っています。
一方「開発型営業」では、長年培ってきた多種多様な仕入先・販売先からの情報とノウハウを活かし、また生産者や水産メーカー、輸入業者などの仕入先と協力して新商品を開発。
数々の冷凍食品・加工商品を世に送り出していることがその一例として挙げられます。
また販売先である飲食店のオリジナルメニューを考案したり、中食市場の伸張を受けて惣菜開発に取り組んだりと、商社の役割から一歩踏み込んだ、付加価値の高いビジネスを展開しています。
ビジネスで最重要とされるのが、「コミュニケーション力」。自分の意思を伝え、相手の真意を汲み取る力がなければ、円滑なビジネス活動に支障が生じます。
『クラハシ』では、1年を通じた目標設定を行い、上司と部下の間で密度高く状況を確認しながら相互の連携を高め、会社全体の方針浸透(理解)や部門目標の達成に繋がることを目的として目標管理制度を取り入れてます。
入社後、約3週間は「新入社員研修」として各部署での研修があります。自身の配属先だけでなく、他部署がどのような仕事をしているかを理解してもらうためです。
また、初めて社会に出る新卒者でも安心して社会人として活躍できるよう、新入社員研修はビジネスマナーの講習も充実しています。
入社半年後にはフォローアップ研修が行われ、半年間の自身の成長を振り返ることができます。その後も役職別や勤続年数ごとにさまざまな研修を設けており、社員のレベルアップや自己啓発を支 援しています。
そんな『クラハシ』の特徴は若手社員が多く、活気ある職場。有給休暇取得率も高く、女性社員の育児休業取得率は100%と働きやすい職場環境も自慢です。
水産物専門商社の可能性にチャレンジする『クラハシ』だからこそできる、スケールの大きな仕事・豊かな社会づくり。
そんな『クラハシ』では一緒に取り組める仲間を募集中です。ここには、あなたの無限の可能性が開花される舞台が待っています。
森重 太雅さん水産部 入社5年目 |
水産部では世界中で獲れる冷凍水産物を取り扱っています。仕入れ担当者がメーカーや商社から仕入れした商品を、販売担当者が量販店、問屋、加工屋、市場など各業態へ販売するのです。その中で私は冷凍の魚・貝類の仕入れと問屋への販売に関する業務を担っています。
仕入れ先との日々の情報交換により、魚種ごとの漁獲状況や相場などを把握し先を見据えた仕入れを意識しています。またニーズに沿った提案を行えるよう、現在取り扱っている商品だけでなく新しい商品の情報を収集することも重要です。
また販売に関しては自分が仕入れている商品だけでなく、エビやイカ、カニなど幅広い商品も取り扱っています。お客さまからの電話による問い合わせへの対応や、訪問して商品の提案を行う商談が主な業務です。
この仕事をしていてやりがいを感じることは、自分が仕入れ、販売した商品を買ってくださったお客さまから「美味しかった」や「良かった」という言葉をいただいた時です。今後もお客さまにご満足いただけることを目標に業務へ取り組んでいきたいと思います。
近藤 和弥さん四国営業所 入社1年半目 |
午前5時、港の桟橋に漁船が着くと、漁師さんが叫びます。「今日は真鯛が大漁じゃ」。エンジン音で声はかき消されますが、笑顔でそれと分かります。
香川県観音寺漁港伊吹漁協では、漁協の方々がフォークリフトに乗り、魚を入れるカゴや箱を漁船まで運び入れています。
魚は鮮度が命、時間との勝負。数十メートル先にある水槽に速やかに入れ、活魚は競りを待ちます。活魚トラックで持ち込む漁師さんもおられます。競り開始まで、漁師さんと色々な会話をしていきます。
瀬戸内海の漁船の大半が小型船で、毎年転覆事故があります。漁師は命がけの仕事です。私の仕事はその魚を買い付け、販売する大切な責任があります。
魚の種類やサイズによって販売先が異なり、また加工の度合いも違います。そのまま販売するものもあれば、フライ用にパン粉で加工して販売する時もあります。
販売先の方から「今日も鮮度が良いね」「昨日のフライは美味しかったよ」。そう笑顔で言わる時には、私も嬉しくなり自然と笑顔になります。
翌日、漁師さんに報告すると「当たり前よ」と笑顔で答えてくれました。
根本 祥太さん鮮魚部青物課 入社2年目 |
僕は魚が好きです。小さい頃から魚釣りが好きだったこともあり、この会社に入社しました。鮮魚部は深夜から朝方にかけての市場業務を行っています。
市場業務は前日の「買付け・仕入れ」が重要な業務となっており、全国の各漁港で水揚げ情報を取ることから始まります。水揚げされた魚は各産地の漁港でセリにかけられます。その情報を毎日、産地仲買人と協力しながら電話で「買付け・仕入れ」を行っています。仕入れ・買付けした魚を翌日「検品・売り場に陳列」し、買付けに来る買参人(お客さま)に販売します。毎日さまざまな魚がさまざまな産地から入荷するため仕事に変化があり、非常にやりがいを感じています。
また年間通して「旬の魚」のおいしい魚を味わうことができ、時期によって「魚の旬」や脂の乗りが違うことを入社して初めて気がつきました。
現在は高級魚にあたる「色物」を担当していますが、水揚げ量も少ない魚種のため苦戦の連続です。大変な仕事ではありますが、自分で仕入れた魚をお客さまが「今日の魚よかったよ」と言ってくださることがとても嬉しく、やりがいのある仕事だと感じています。
職種 | 営業職 |
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業務内容 | クラハシの特徴(市場機能、商社機能)、販促物を作成、発表、フィードバック |
給与 | なし |
応募資格 | 学年学問不問、HPの採用エントリーフォームより、エントリーください。 |
勤務条件 | 9時~12時 3時間 本社集合 |
勤務地 | 福山本社 |
備考 | 筆記用具を持参下さい。 |
所在地 | 〒721-0942 広島県福山市引野町1丁目1-1 TEL(代表)/084-941-3510 FAX/084-943-4219 |
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設立 | 1958年9月 |
社長 | 天野 文男 |
資本金 | 1億円 |
社員数 | 153名 |
基本給 | 165,000円(2018年4月/試用期間3カ月)、175,000円(2018年7月~) |
休日休暇 | 福山地方卸売市場カレンダー準拠、年間105日、有給休暇制度 |
福利厚生 | 健康・厚生・雇用・労災保険、日本冷凍食品厚生年金基金 |
連絡先 | 株式会社クラハシ 担当:横山 |
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TEL | 084-941-3510 |
WEB | https://www.kurahashi.co.jp/ |